直島「地中美術館」は建物もひっくるめてアート

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小高い山の上に建てられた「地中美術館」。
安藤忠雄設計で、その名のとおり美術館のほとんどは地下に造られています。
直島の自然の景観を壊さないようにとの考えからだそうです。
地中美術館の開館は2004年7月18日とハンドブックにはあって、
期せずして私の誕生日と同じ。ちょっと嬉しいです。

この地中美術館はクロード・モネの睡蓮とジェームズ・タレル、
ウォルター・デ・マリアの3人の作品がそれぞれの部屋に配置されています。

作品と建築が一体となっているのが特徴で、
ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品は、この館の展示のために
制作したサイトスペシフィック・アート。
作品と安藤の建築空間が見事に融合しています。

循環バスの停留所を降りてチケット売り場から美術館までは、
舗装された道をかなり登ります。

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歩道の脇にはちょっとした池や草木が人工的に整えられていて、
すぐモネのジヴェルニの庭を模したものであることがわかります。
これから目にする名画「睡蓮」へのプロムナードになっているのです。

沢蟹が道を横切って池のほとりの茂みに駆け込んでいきました。

時期によってさまざまな睡蓮が花を咲かせるようです。

モネの庭の草木を楽しみながらしばらく歩くとやっと館の入口に
たどりつきました。

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このページは、Nancyが2010年7月30日 17:01に書いたブログ記事です。

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