Venezia Biennale 2011 - OKSANA MAS -

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8月も終わろうとしているこの時期
ベニスがこんなに暑いとは思いませんでした。

とは言っても、日本のような湿気がないせいか、
汗だく...といったことがなく、さらっとしています。
とにかく日差しが猛烈に強いので、肌はすっかりローストされました。
今日は主にGiardiniのナショナルパビリオンを中心に見てまわりました。

今日まわったなかで印象的だったのは、
ウクライナ出身の女性アーティスト OKSANA MAS(オクサナ・マス)の作品。

http://www.oksanamas.com/





「POST-vs-PROTO-RENAISSANCE」
と題されたインスタレーションは、
一つ一つ絵柄の違う卵をモザイクのように並べて仕上げられた作品です。


3,640,000個もの木の卵で表現された巨大な絵画。

フェニーチェ劇場の真向かいにあるSan Fantin教会内に展示してある作品は、
5枚のパネルから構成され、堂内の空間に見事に調和しています。
DSC02739.jpg

フーベルト・ファン・エイク(Hubert van Eyck)とヤン・ファン・エイク(Jan van Eyck)の兄弟によって描かれた「ゲントの祭壇画(Ghent Altarpiece)」から着想を得ています。

800px-Lamgods_open.jpg



屋外(SAN STAE広場)に展示してあるもう一つの作品。水上バスからもよく観賞できます。
DSC03038.jpg

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DSC03040.jpg

Commissioner: Viktor Sydorenko.
Curators: Achille Bonito Oliva, Oleksiy Rogotchenko.
Deputy Curators: Ute Kilter, Diana Fedorova-Pecherskaya.
Venues: Chiesa di San Fantin and Campo San Stae

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このページは、Nancyが2011年8月29日 11:27に書いたブログ記事です。

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