上鰕池名画館

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大地の芸術祭めぐり2日目は、バスで主要作品をまわるツアーに参加しました。

まず最初に訪れたのは「はつがの家」。
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独自のアートプログラムに沿って創作活動を行い、脳を活性化させる
取り組みをおこなう「臨床美術」の作品の展示、ワークショップが開催されています。
幼児から高齢者、認知症の方々による絵画や立体作品が展示されています。

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次に訪れたのが、「上鰕池名画館」。

有名な絵画をもじった写真作品の数々が展示されているちょっとユニークな
美術館。
この建物はもともと旧共同農作業所だったもの。
1階では、集落でつくられた野菜や雑貨を販売するショップが
地元の方々によって運営されています。

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写真のモデルはみな、このあたりの集落に暮らすおじいさんやおばあさん、
そして子ども達などです。
そして背景もみな、この集落のどこかの風景です。
なんていうか、日本の里山の風景が、西洋絵画の1シーンになってしまう
不思議さと、上手に再現されている手練に、1点1点魅入ってしまいます。

以下の3作品のもととなっている、有名な絵画の作者と作品名
はたして分かるかな?

A
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 B
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C
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大成哲雄さんと竹内美紀子さんという2人の方のコラボと集落の20世帯の
人々によって実現したこれらの作品。

こういう作品を作る発想力がすばらしいだけではなく、
作家と地元の方々が力をあわせてこの芸術祭をもりあげようという気持ちに
感動を憶えます。


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作品撮影地点を表す地図が壁に描かれていいます。


こたえ:
A ジュゼッペ・アルチンボルド 「夏」
B ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」
C エドヴァルド・ムンク「叫び」


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このページは、Nancyが2012年9月18日 09:48に書いたブログ記事です。

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