2013年11月アーカイブ

IMG_0238.jpg

昨夜は、清塚信也 「笑得るクラシック」に行ってきました。
ここのところ連日忙しくて、日曜にひき始めだった風邪の症状が
だんだん悪化。オペラシティに向かう頃には、何だか悪寒までしてきて、
これはやばい!かも?
でも好きな音楽会はやっぱし外せません。
そんな中、向かった東京オペラシティ。

清塚さんのリサイタルは今回初めて。
しかも、数ヶ月前に映画「さよならドビュッシー」を観るまで、まったく名前も知りませんでした。
この映画で、岬洋介というピアニスト役で出演されていて、(役者さんにしては)リストのマゼッパをまるで本当に弾いているかのような映像が強烈に印象に残り、その後エンディングロールで本当に演奏していたと知りビックリ。映画の随所にも、ピアノへの造詣の深さを感じさせる台詞があって、いったい何者?ととても気になっていました。ネットでググってみたところ、本当のピアニストだったという嬉しい驚き。
そんなわけで、どんな演奏をされるのか興味津々でした。


開演後、会場の照明は落とされ、ステージも暗いまま。
そのうち非常灯まで消えて、場内は真っ暗闇に...
プラネタリウムでも始まるのか?と思いきや
ステージの方向からベートーヴェンの月光が聞こえてきました。
真っ暗闇で生演奏を聞くというは、なんとも不思議な感じ。
しばらくすると、右前方の壁に月の映像が映し出されました。
随分凝った演出です。
1曲目が終わると、清塚さんの面白可笑しいトークが入り、会場も和やかに...
2曲目、ドビュッシーの「月の光」と続き、3、4、5曲目にショパン。
同時代のショパンとリストの人物比べは面白かったですね。

通常のクラシック演奏会とはひと味違うエンターテイメントとして楽しめました。
後半のオリジナル曲「Four Seasons Medley」は、松任谷由実の「春よ来い」、
久石譲の「summer」、コズマの「枯れ葉」、「戦場のメリークリスマス」をメドレーで演奏するというもの。
この他に、まだ題名のない曲や、アスカという化粧品のCMにも使われているオリジナル曲「日々へ」などの演奏があり、最後はガーシュウィンの曲をメドレーで披露。
即興的メドレーや速弾きは、彼の得意中の得意とするようで、
聴衆を圧倒する速度で演奏する技は、見事としかいいようがありません。

個人的には、オリジナル曲がとても良かったです。
実は、この日の公演が来年2月にDVD化され発売になるとのこと。
ゲットしようか、今ちょっと迷っているところ。
あ〜やっぱり買っちゃおうかな...

この日のプログラム
。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:
ベートヴェン:月光 〜第1楽章〜
ドビュッシー:月の光 ドビュッシー
ドビュッシー:アラベスク第1番 
ショパン:ノクターン第2番Op.9-2
ショパン:子犬のワルツ(当初のプログラムにはない飛び入り演奏)
ショパン:幻想即興曲
リスト:愛の夢
ショパン:英雄ポロネーズ
リスト:超絶技巧練習曲第4番二短調「マゼッパ」
  ====== 休憩 =========
清塚信也オリジナル楽曲集
Four Seasons Medley
ポンセ:間奏曲
ベートーヴェン:熱情〜第3楽章〜
ガーシュウィン:ガーシュウィン・メドレー
。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:
アンコールは2曲。どちらもオリジナルメドレーにて、題名は不明です。

世界最大級のバカラ社のシャンデリア

ディナーショーのために恵比寿に来たので、
せっかくなので ガーデンプレイスに寄りました。
IMG_0235.jpg
高さ5m幅3m。
8,472ピースのクリスタルと250灯のライトからなる
世界最大級のバカラ社のシャンデリア。
見事なシャンデリアに、息をのんで魅入ってしまいました。
恵比寿ガーデンプレイスで1月13日まで飾られています。

IMG_0232.jpg
イルミネーションが美しい恵比寿ガーデンプレイス。

DSC06047.jpg

湖本恭子ちゃんのデビュー4周年&セカンドシングル発売を記念する
スペシャルディナーショーが恵比寿のact*squareで25日行われました。
今回、セカンドシングル『帰ろうよ あの頃へ。』のCDデザインを
担当させていただいた関係で、後援会の方よりご招待いただきました。

DSC06051.jpg

DSC06059.jpg

今日、初めて出来上がったCDを手にとり、ドキドキ。
A2サイズのポスターも、恭子さんの横顔が綺麗にプリントされていて良かった〜。

建物外観もクラシックですごく素敵なのですが、
この「アクト*スクエア」の会場は360°のパノラマスクリーンがあって、
とにかくすごい迫力です。

DSC06057.jpg

お食事もなかなか本格的。
このカルパッチョはワサビよりも味噌を使っているようなソースで
美味しかったです。

DSC06056.jpg
黒瀬ブリのカルパッチョ 柚子わさびソース

DSC06060.jpg
マッシュルームスープ 濃厚なお味で...
お隣のお上品なご婦人は「きっとトリュフが入っているわよ」と
仰っておられましたが...それは正直怪しいです。

DSC06064.jpg
牛ヒレ肉のグリル マデラソース

DSC06065.jpg
ヌガーグラッセ

DSC06069.jpg
お食事の後、いよいよショーが開演。
恭子ちゃんは3才からクラシックピアノを習っていて、ピアノ特有の旋律と
クラシックのテイストを融合させた「クラ歌謡」という新しいジャンルの生みの親。
ピアノの弾き語りで演歌を聞いているような...
すごくオリジナリティのある演奏スタイルを貫いています。

DSC06079.jpg
ゲストの翼太郎(つばさたろう)さん

DSC06081.jpg
山大樹(やまたいき)さんと翼さんのデュエットで「あずさ2号」を熱唱。
私の座ったテーブルのご婦人方はみな、山大樹さんと翼さんのファン?のようで
お2人の登場に異常な盛り上がりを見せていました。それを見ている私もなんだか
楽しくなってきました。

DSC06082.jpg
とてもキュートで可愛い恭子ちゃん。
大分出身で国東観光親善大使も務めています。
会場には大分県人会の方も多勢みえられていました。

DSC06086.jpg
ステージは色々な工夫や演出が用意されていて、
柏の芸妓うさぎさんの舞踊があったり...。

DSC06090.jpg
アンコールに応えて各テーブルに挨拶をしながら歌う恭子ちゃん。


湖本恭子オフィシャルサイト:http://www.komotokyoko.com/



ファーストシングルに収録されている「国東半島へ」です。
↑クラ歌謡の世界をお楽しみください。

オーチャードホールでの演奏会後、松濤にある「知花」という
蕎麦と粋な和食をいただける素敵なお店でお食事をいただきました。
親しくしている蕎麦通の方からこちらを教えていただき、
あらかじめお電話でコースを予約しての訪問です。
薬膳や沖縄料理のエッセンスを盛り込んだお料理と伺い、
とても楽しみでした。

DSC06034.JPG
スッポンのスープ(左)炙った鴨とスッポン味噌(右)

DSC06035.JPG
アオサとカキの豆乳仕立て

DSC06036.JPG
かぼちゃとレンコンを使った一品
すりおろしたレンコンのお団子がもちもちっとして、とても美味しいお料理。

DSC06039.JPG
鮭とお野菜のお料理。見た目にも美しい一品。優しい味です。

DSC06040.JPG
演奏会談義で、すっかり盛り上がって、気分も高揚。
お刺身が何だったか、記憶はまったくございません。
ついでに、私1人で「黒龍」を1合いただいてしまいました。
ご一緒した方は、お酒があまり召し上がれないようで
自家製しそジュースを注文。

その後に注文した烏龍茶が、500mlのペットボトルのままテーブルに出てきた時は
お料理が素晴らしかっただけに、ちょっとビックリして、2人で苦笑い。
ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/

でも、ラベルを良く見ると、何やら台湾の特別な烏龍茶のよう...。
香檳烏龍茶」←『幻の烏龍茶』だったのですね。
お茶一つにも、女将さんの手抜きはありませんでした。

DSC06041.JPG
柳川

DSC06042.JPG
女将さんがわざわざ出来立てを客席に見せにきてくださいました。
立派な鯛の勇姿に思わず歓声。

DSC06043.JPG
ここまでで、けっこうお腹もいっぱいになって...
お蕎麦は何種類もあるなかから好きな一品を選ぶことができます。
私たちはおろし蕎麦に。

DSC06044.JPG
流石、蕎麦はのどごしもつるっとして美味しいです。

笑顔のかわいらしい女将さんが一人でお料理を作っています。
その一皿一皿に、女将さんの優しい人柄を感じました。

こういう蕎麦懐石のお店を訪れるようになったのは、本当に最近のこと。
どちらかというと、いつも連れて行ってもらっている...私でした。

今日は能動的に足を運んでみた結果、ちょっと人に自慢したくなる
お店が増えて嬉しいかぎり。

いい音楽と、楽しい会話と、旬の味覚のお料理で、
私にとって実り多き黄金色の1日となりました。

11月16日(土)とても気持ちのいいお天気。
この日、私の尊敬するピアノの恩師からお誘いをいただき、小山実稚恵さんのリサイタルにご一緒させていただきました。
小山実稚恵さんと言えば、あの有名なチャイコフスキーコンクールで第3位、
ショパンコンクールで第4位に入賞されるという快挙を成し遂げて、
クラシック界では知らない人のいないピアニストです。
当然お名前はよく知っていましたが、なかなか生の演奏をお聞きする機会は
なく、今回初めての演奏会。お誘いいただき、超ハッピーです。

小山さんのこのリサイタルはお聞きしたところ、すごくユニークなものなのだとか。
2006年からBunkamuraオーチャードホールにて春と秋の年2回
2017年までの12年間行うという壮大な演奏活動を計画、実行されているとのこと。

なんでも、計24回の演奏会の演奏曲はすでに、このプロジェクト開始の時点で
すべてご本人によって決められていて、中にはこれから勉強する曲も含まれているとか。
すごいですよね。

そして、何より聴衆を楽しませてくれたのは、演奏会に「テーマ色(カラー)」があるところ。
今回は「麦の色:麦秋・実りの香・日差し」。
20131116.png
ポスターやフライヤーも黄金色を中心にした印象派の絵画のようなデザインになっています。

そして、舞台上には「麦の色」を中心に巨大な(お花や木の実などでできた)
アレンジメントが飾られています。
当然お衣装も黄金(こがね)色。
とても素敵な演出は、ピアノ演奏をさらに盛り上げてくれます。

そして、この日のプログラムは
牧歌的な田園風景を思いおこさせる曲で構成されています。

=== 今日の演奏曲 ===
・ベートーヴェン=リスト:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
<休憩>
・ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
・ショパン:ポロネーズ 第2番 変ホ短調 作品26-2
・ショパン:ポロネーズ 第5番 嬰へ短調 作品44
・シャブリエ 絵画風の小曲集より 第6曲「牧歌」
・ヴェルディ=リスト:リゴレット(演奏会用パラフレーズ)

さすが、ショパンの作品22は聞き応えがありました。
小山さんの演奏はしなやかで女性らしい美しさがありますね。
1曲演奏を終了し終えた時の、手と身体で空気や時間をとめてしまうような独特な表現。
とても素敵な演奏会でした。

<アンコール曲>
・チャイコフスキー:四季より 10月秋のうた
・シューベルト:即興曲 作品142-1
・ショパン:英雄ポロネーズ 作品53

実は、久しぶりにちょこっと鳥肌体験しました。
3回目のアンコールで舞台袖から出てこられた瞬間、
この曲の英雄ポロネーズ出だしメロディーが頭の中でなりだして...
(私はSPEC所持者ではけっしてありませんので。)
正直、驚きました。

演奏会後はご一緒させていただいた恩師の先生と
楽しい演奏会談義に花が咲き、美味しい季節の食材のディナーと続き...
とても楽しく、実りある秋の1日となりました。

田村先生本当にどうもありがとうございました。(^-^)/

小林クレアさんから「アークヒルズカフェでライブをやります」とお聞きし、
仕事帰りにちょこっと立ち寄ることにしました。

場所をちゃんとネットで調べてからで良かったです。
あやうく六本木ヒルズに向かうところでした。

(u_u*)  いやー東京には丘(HILLS)がいっぱいあって、時々こんがらがります。

2013110601.jpg

すごく広々とした雰囲気のいいカフェ。目の前はカラヤン広場で、
サントリーホールからもすぐのところにあります。

2013110603.jpg

今回はチャージフリーで、ワンドリンク、ワンフードはマストオーダーとのこと。

斜め前の外国人の方が食べていたハンバーガーがとても美味しそうだったので、
私もハンバーガーを注文。大豆肉をつかったヘルシーバーガーなのだそうです。
それにしても、ケチャップとマスタードの大きさが半端なく大きくて、
こちらは正直なところあまりヘルシーじゃありませんね。

DSC06027.jpg
クレアさんのファーストステージ。
ジャズのスタンダード曲やオリジナル曲など楽しませていただきました。
彼女は本当に華のある方です。

ギターの後藤綾田さん(右)は、昨日ロンドンから戻って来たばかりとか。
Royal Albert HallでBobby WomackやDerek Trucksなんかと一緒にやっていたみたいです。
すごーい!

クレアさんと後藤さんとのハモリが美しい歌
(何ていう曲だったかしら?ノクターンというオリジナル曲だったか?)すごく良かったです。

短い時間だったけれど、すごくリラックスできました。
クレアさんどうもありがとう。
12月6日のラ・ドンナでのライブも楽しみにしています。

Powered by Movable Type 5.2.7

このアーカイブについて

このページには、2013年11月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年10月です。

次のアーカイブは2013年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。