オーチャードホールでの演奏会後、松濤にある「知花」という
蕎麦と粋な和食をいただける素敵なお店でお食事をいただきました。
親しくしている蕎麦通の方からこちらを教えていただき、
あらかじめお電話でコースを予約しての訪問です。
薬膳や沖縄料理のエッセンスを盛り込んだお料理と伺い、
とても楽しみでした。
スッポンのスープ(左)炙った鴨とスッポン味噌(右)
アオサとカキの豆乳仕立て
かぼちゃとレンコンを使った一品
すりおろしたレンコンのお団子がもちもちっとして、とても美味しいお料理。
鮭とお野菜のお料理。見た目にも美しい一品。優しい味です。
演奏会談義で、すっかり盛り上がって、気分も高揚。
お刺身が何だったか、記憶はまったくございません。
ついでに、私1人で「黒龍」を1合いただいてしまいました。
ご一緒した方は、お酒があまり召し上がれないようで
自家製しそジュースを注文。
その後に注文した烏龍茶が、500mlのペットボトルのままテーブルに出てきた時は
お料理が素晴らしかっただけに、ちょっとビックリして、2人で苦笑い。
ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/
でも、ラベルを良く見ると、何やら台湾の特別な烏龍茶のよう...。
「香檳烏龍茶」←『幻の烏龍茶』だったのですね。
お茶一つにも、女将さんの手抜きはありませんでした。
柳川
女将さんがわざわざ出来立てを客席に見せにきてくださいました。
立派な鯛の勇姿に思わず歓声。
ここまでで、けっこうお腹もいっぱいになって...
お蕎麦は何種類もあるなかから好きな一品を選ぶことができます。
私たちはおろし蕎麦に。
流石、蕎麦はのどごしもつるっとして美味しいです。
笑顔のかわいらしい女将さんが一人でお料理を作っています。
その一皿一皿に、女将さんの優しい人柄を感じました。
こういう蕎麦懐石のお店を訪れるようになったのは、本当に最近のこと。
どちらかというと、いつも連れて行ってもらっている...私でした。
今日は能動的に足を運んでみた結果、ちょっと人に自慢したくなる
お店が増えて嬉しいかぎり。
いい音楽と、楽しい会話と、旬の味覚のお料理で、
私にとって実り多き黄金色の1日となりました。
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