荒木町は食も文化も面白い!

| コメント(0) | トラックバック(0)

今日は東京で桜の開花宣言が聞かれました。
久しぶりの更新でございます。
確定申告が終わったらひとまずゆっくり...と思っていたら、
4月からの消費税増税の影響もあって、ショップサイトの見直しやら
良くも悪くもせわしない事態に陥っております。

ところで、先週の土曜日、まさに3連休の中日に、
なんとあのDEEPなまち"荒木町"の夜に繰り出してまいりました。

かつての花街だった荒木町は、現在も多くの人を魅了する飲屋街として不動の地位を
確立しています。色々な方から、一度行ってみる価値はある...と
聞いていたものの、なかなかあのゾーンに足を踏み入れるきっかけがありませんでした。
が、そんな私にもチャンスが訪れました。
割烹のお店「和食こんどう」に行ってみませんか?というお誘いをいただき、
二つ返事でお供させていただくことに...。
まだオープンしてそれほど経っていないようですが、
リーズナブルなお値段で気の利いたお料理をいただけるということで、
あっという間に人気が広まり、最近ではなかなか予約も取れないお店のようです。

kondo1.JPG

kondo2.JPG
蛍烏賊とウルイの生姜酢ゼリーがけ
まずはプレミアムモルツでかんぱ〜い!

DSC06378.jpg
蛤のお吸い物。旨味がしっかり出ている碗は、今日のお料理の中でも傑出していました。
九十九里でこんな大きな蛤が獲れるのには驚きました。

DSC06379.jpg
「お刺身の三種盛り」黒むつ、かんぱち、鮪

DSC06380.jpg
「焼き物」まながつおの西京焼き
こちらも脂が乗っていて美味しいことといったら...
添えてある野菜味噌には牛蒡が入っていて、その食感と香りが酒の肴にたまりません。
日本酒もくいくい飲めてしまいます。

ビールの後にいただいた日本酒は、岐阜の大吟醸原酒「醴泉 蘭奢待(らんじゃたい)」。
名前からして、高貴な雰囲気の伝わってくるお酒です。
蘭奢待というのは、東大寺正倉院に伝わるという有名な香木なのだとか。
それにあやかって名付けられたこのお酒は、とてもまろやかで、
確かに上品な味と香りでした。

DSC06381.jpg
飯蛸と筍の含め煮

DSC06382.jpg
鱚とそら豆の天ぷら そら豆がほくほくしていて美味しいし、
藻塩でいただく小技にワクワクします。

DSC06383.jpg
〆の雑炊
愛知の「長珍」、石川の「宗玄」と、日本酒も楽しんで、
すっかりほろ酔い人。
最後の蟹雑炊でなんとも心満たされ、胃が休まります。
和食はやっぱりいいですね。

DSC06384.jpg
甘味 桜のプリン

これだけ丁寧なお料理の数々で、なんと5000円。
和食こんどう」は実にお勧めです。

DSC06385.jpg
最後に...
帰り際、策の池(むちのいけ)を観に界隈を散歩。
ふと見つけた看板のデザインにご注目!
DEEP荒木町にぴったりだと思いませんか?
「グラッ!」の揺れ具合、右上に描かれた謎の潜水艦。もしかして魚雷か?
危機は自然災害だけではない!?
この危機感を喚起するメッセージは、すごいデザインだと思います。
荒木町はなんとも興味深いところです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.r-deux.com/mooblog/mt-tb.cgi/201

コメントする

このブログ記事について

このページは、Nancyが2014年3月25日 17:03に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「うれしい電話」です。

次のブログ記事は「大倉山記念館 会場下見に行きました。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。