東京はゲリラ豪雨が襲ってきたりしていたようですが、ここ金沢は19日(土)、20日(日)共に非常に晴天で、外はなんとも暑かったです。
美術館で大半の時間を過ごした後、一旦ホテルに戻ってゆっくりお風呂に浸かって身支度を整えました。
金沢の夜に向けて、準備です。
晩ご飯は「金沢のおでん」と決めていました。
お恥ずかしながら私は小心者で、どうもこういう居酒屋に1人で行くというのが出来ない(したことがない)のです。だけど、旅は心を広くする?旅の恥は掻き捨てという言葉もあることだし、お一人様入店にチャレンジです。
食べログでピックアップしておいたおでん屋数軒のうち、一番宿泊先ホテルに近い「高砂」というお店に伺うことにしました。
昭和11年創業から現在3代目という老舗のおでんや「高砂」。
香林坊というブランドショップなどが立ち並ぶ繁華街から歩いて数分のところにあります。
扉を開けて中に入ると、なんとも味わいのある渋い店内。
高砂名物の巨大な「がんも」とすじ、大根。
すじと大根はお味噌をトッピング。
こんなに具がぎっしり詰め込まれたがんも
車麩
ねぎまと銀杏
この季節、バイ貝が旬。というわけで、とても人気がありました。
ただ、がんもや車麩をいただいた後で、15cmはゆうにある大きさに圧倒されて、とても食べきれる気がしなかったので、今回は諦めることにしました(;n;)
おでんの出汁が薄味だけど美味しいエキスがいっぱい溶け出していて、すごく美味。
タネとしては、スジとねぎまが絶品でした。
お店の方は私のようなお一人様女性の来店にも気持ちよいサービスをしてくださり、居心地のよい時間が流れて...。
最後お勘定を聞いて(あまりの安さに)耳を疑ってしまいました。
壁に値段がないので、間違ってなかったのか確かめようがないのですが...
生ビールも含めて2千円ちょっと。とてもリーズナブルです。
食べるものも美味しいし、金沢って本当にいいとこです。
これに気を良くした私は、いよいよ明日の晩はBARに繰り出そうと決心したのでした。
金沢の旅 其の五
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