小栗慎介さんのまちなかコンサート〜締めはシャリアピン・ステーキ!

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昨日は、テノールの迫力ある歌声を楽しみました。

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小栗慎介さんの「まちなかコンサート 〜音楽は風にのって〜」
フライヤーのデザインをお手伝いさせていただき、
ぜひご本人の演奏を聴きしたくて、二子玉川ライズに足を運びました。

なんとか15時の回に間に合いました。
半屋外の広場に響き渡る声は、本当に素敵でした。

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バギーを押すお母さんが足を止めて...
買い物の途中でご年配のご婦人が腰かけて...
上の渡り廊下でも人が立ち止まって下を覗き込みながら
聴き入る様子が下からも見えて...
ステージ前だけでなく、本当に大勢の方が楽しんでいました。
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日本の童謡「故郷(ふるさと)」や「赤とんぼ」、
サイモン&ガーファンクルの名曲「明日に架ける橋」、
クリスマスソングなども交え、30分のステージはあっという間。
MCも上手で、小栗さんは実に魅力的な方。
Bigに化けそうな素質を秘めています。
藝大の声楽科を卒業されているので、オペラも聴いてみたいなあ〜!

リクエストには、フランクシナトラで有名な「My way」か
アンドレア・ボチェッリの「Time to say goodbye」の2曲のうち
どちらかを観客の拍手の大きさで選ぶという、楽しい提案が!

どちらも好きだけれど、やはり「Time to say goodbye」が聴きたい!
というわけで一生懸命拍手をしたところ、やはりそう思った皆さんが大勢で、
結果この曲をラストに聴くことができました。
「ポル・ティ・ヴォラーレ(西: Por ti volaré)」
スペイン語の歌詞でこの曲を聴いたのは初めてです。


そういえば、二子玉川に来たのはいつだったかなあ ・・・
大井町線に乗ったのは、たぶん多摩美の受験(「上野毛」だったので)の時以来だと思います。
素敵なコンサートの後、なかなかこちらに来ることがないので、
せっかくなので等々力駅で途中下車して「等々力渓谷」に寄ることにしました。
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都内唯一の渓谷ですよ!
こんな自然が区内に残っています。
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赤い橋桁がゴルフ橋

川沿いを歩いたのですが、歩道が結構狭く柵がないので、
雨で地面が濡れていることもあり、厚底靴がすべって
何度か川に落ちそうになって怖かったです。

小雨が降ったり止んだり..ちょっと楽しむには生憎のお天気。
今度はお天気の良い日に来たい所です。

小腹も空いて、最後は恵比寿の「キッチン・ボン」へ。
一度行きたいお店だった老舗洋食屋さんです。
(来年で60周年を迎えるそうです。)

ここのボルシチは最高!
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美空ひばりや長嶋茂雄が愛した、こちらのお店のボルシチはとても有名ですが、本当に絶品です。

50年以上継ぎ足し調理されている、特別な一品。
コクはあるのに、味はけっして濃くはありません。
使われているのは、サワークリームではなく生クリーム。
牛肉は5日間煮込まれてトロトロです。
細かいにんにくが底のほうに沈んでいて、
スープと一緒にシャリシャリしたにんにくをいただくと、
口の中で食をそそる香りが膨らんで、違った味わい。
レモンを潰すと酸味が増し、爽やかな味になります。

ちょっとご年輩の素敵な女将さんが、一人でホールを切り盛りしていらして、
このボルシチにあう黒パンを薦めてくださいました。
そのパンも自家製らしく、ボルシチにあうよう酸味を抑えたものになっているようです。

今日の歌声にちなんで・・・
「シャリアピン・ステーキ」も頼んじゃいました。
あまりに巨大なのでびっくり!
(どうみても2人前。お値段もちょっとBIGです。)
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来日したオペラ歌手シャリアピンのために帝国ホテルの料理長が作ったのが
はじまりという「シャリアピン・ステーキ」です。
本当に柔らかいお肉で、こちらも絶品でした。

機会があったら、ぜひ味わってみてください。
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キッチン・ボン
東京都渋谷区恵比寿西1-3-11 オクタゴンビル1F
電話:03-3461-8538
営業日:12:05~13:30/18:05~20:15
ランチ営業、日曜営業
定休日:水曜・第3木曜

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このページは、Nancyが2014年11月10日 22:03に書いたブログ記事です。

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