演奏会の後は、ブルガリ銀座タワーの10階にあるカフェでお茶をした後、(慰労会と称して)ちょっと贅沢なお食事をいただきました。
"ル・ジャルダン・デ・サブール Le jardin de saveurs"という名のこちらのお店は、食べログのフレンチ部門でTOP500に入っている評判のお店です。
いつか食べてみたい〜と、かねてよりチェックしていたところ、夢を叶えてくださいました!
ミシェル・ブラス氏(Michel Bras)という21世紀のフランス料理界を代表する料理人がいるのですが、その方がこのお店の名付け親で、シェフの中澤敬二氏はブラス氏の有名な野菜料理「ガルグイユ(Gargouillou)」の味を認められた唯一の日本人シェフなのだそうです。何かでそれを読んで、興味津々。
この「ガルグイユ」を一度食してみたい...
おまかせコースを予約しての来店です。
こちらが、ガルグイユ。
なんと40種類以上ものお野菜やきのこを、それぞれ最適な調理法で加熱し、バターソースをからめたという一皿。素朴な見た目とは裏腹に、とても手間のかかっているお料理です。
もとは、ジャガイモと生ハムなどを煮込んだオーブラック地方の郷土料理だそうですが、それをブラス氏が現代風に洗練された料理にアレンジして一躍脚光を浴びることになったとのこと。中澤シェフはこのブラス氏のガルグイユに感銘を受け、お店の看板料理にされているのだそうです。
これは、おくら? こっちは!? 一つ一つの野菜を丹念に見つめながらいただきました。
写真では分かりづらいけれど、レンコンや山菜のこごみ、しいたけなども入っており、それぞれが一番美味しい姿になっているのが感動的。バターソースに野菜の旨味エキスが溶け込んでいて、あまりの美味しさにもったいなくてパンでぬぐっていただきました。
他のお料理もとても素晴らしいものばかりでした。フォアグラのパテも食べ応えありましたね。
地下1階のカウンター席は、オープンキッチン仕様になっており、目の前で中澤シェフが調理したり盛り付ける様子を観察でき、時に会話を交え、堅苦しくない雰囲気のフレンチレストランです。
土曜の夜にもかかわらず、運良くお店は混雑しておらず、演奏会の余韻にひたりながらゆったりとした時間を過ごさせていただきました。
お連れ下さったYさんに、心からお礼を申し上げたいと思います。
== 本日の献立 ==
アミューズ:「白バイ貝のガレット カレー風味」
冷前菜:「フォアグラのテリーヌ トリュフクーリと金柑のピューレ添え サラダ仕立て」
温前菜:「温野菜のガルグイユ」
魚料理:「まこがれいのポワレ フェンネルのソース」
肉料理:「牛フィレ肉の赤ワインソース コリアンダー風味野菜添え」
デザート:「はちみつのアイスとレモンゼリー」
「フォンダンショコラ キャラメルのアイス添え」
「カカオムース」と「焼き菓子」
== お店情報 ==
ル・ジャルダン・デ・サブール
〜 Le jardin de saveurs 〜
中央区銀座6-16-11 銀座山本ビル1F, B1F
TEL 03-3542-2200
ランチ:11:30〜L.O.13:30
ディナー:18:00〜L.O.21:30
水曜定休
http://le-jardin-des-saveurs.jp/
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