やっぱり来て良かった〜山口晃展 @水戸芸【ランチ編】

昼食をとるため、一旦美術館を出ることにしました。

まず行ってみたのは京成百貨店のレストラン街。
水戸芸術館のある泉町周辺で一番の商業施設といえばこの京成百貨店。1階にはLOUIS VUITTONも入っているような、立派なデパートです。
せっかくなので、水戸ならではの食にありつけないか?という期待を抱きつつ、最上階のレストラン街へ向かいました。
行ってはみたものの、んーどの店もちと違う。
結局納得できず、もうすこし周辺を探すことにしました。

もう時間も2時をまわろうという時刻で、百貨店のすぐ脇に良さそうなビストロを1軒見つけたものの、どうしようか迷っているうちに営業中の看板をお店の方に外されてしまうという事態に。
だんだん贅沢なぞ言っていられない状況になってきました。急がねば...
百貨店前の目抜き通りをトボトボと大工町方面に向かって歩くこと数分。
ちょっと雰囲気のある建物を発見!
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外のランチメニューの「常陸牛」の文字に惹かれて入ることに。
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※帰りに撮影した写真なので「支度中」になっています。
実はこちらのお店、通りに面した店ではないのです。
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路面の店はカウンターバー↑(路地側から見た写真)なので昼間は営業していません。
最初ランチを食べれるお店の入口が分からなくて、けっこう焦りました。
路地の先かな?と思い、すこし中に入っていったところ、バーの先が厨房になっていて、
横長の窓越しに料理人と思しき方と目があってしまい、てっきり立ち入っちゃいけない勝手口だったのかと勘違いして慌てて大通り戻ってきてしまいました。
結局、この営業していないバーに入っていって、カウンターで準備をしていたお店の方に伺ってやっと分かったという次第。
店の右横の細い路地を(厨房も抜け)かなり奥に入っていった先に玄関があり、そのまた奥がお店で、中庭を見ながら食事できるようになっていました。
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まるで江戸東京たてもの園にあるような古い民家を再現したのか?はたまたリノベーションしたのか?
昭和初期の風情で、旅女が好むようなインテリア。
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押入れを改造したような半個室が面白い。
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常陸牛すじ肉入り煮込み膳を食しました。
とっても美味しかった牛すじの煮込み。味付けがさっぱりしているのが特徴。
BGMの小野リサのボサノヴァがまったり心地良い。

お腹も満足したところで、また美術館に戻って残りを鑑賞するとしましょう。

外に出ると、お日様が差していて、空が明るくなっています。
気分がよくなって、お店の外観写真など撮影していると、昼食をいただいたお店の2軒先に、気になるお店を発見!
「水戸名物 十銭屋」という、なんだかトマソン的看板ではありませんか!
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あまりに気になったので、覗いてみることにしました。
軒先の商品?を見ると、小さな盆栽や急須やら、お墓の脇に立てる陶器製の花立とか...
カテゴリーとしては何屋でしょうか?陶器とか器の店かな?
それにしても、看板のインパクトは凄すぎです。

来た道をぶらぶら美術館に向かって歩き出すと、ゆるキャラに遭遇。
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水戸のキャラクター「みとちゃん」。納豆と黄門様をかけあわせたゆるキャラといったところでしょうか。

ランチをいただいた「穴とら屋」もそうでしたが、時折みかけるこういった路地風景。
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街を歩いていて音楽が結構聞こえてくるのも、面白い。
(アイドルが歌っているような音楽だったり、お正月に聞かれるような琴のサウンドとか...店が大音量で通行人に聞かせているのか?はたまた商店街のスピーカーみたいなものなのか?いまいちよく分からないけれど、けっこう音楽が流れている街です...)

実に興味ふかく、ちょっと不思議な街かも。

このブログ記事について

このページは、Nancyが2015年5月17日 23:37に書いたブログ記事です。

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