引き続きご紹介するのはプロダクト部門の作品
作品名:"Catze"(カッツェ)
デザイン:チェ オギュ
作品名:Athle Titti
デザイン:白石 淳
作品名:花束になるカーテン
デザイン:近藤佳代
見てのとおり、カーテンを開くと花束になるという可愛らしい作品。
"オーディエンス賞"を受賞しました。
作品名:Haptic Color
デザイン:日比野 一昭
作品名:Groundarium
デザイン:大石 諸兄
作品名:Kawara Shelf
デザイン:Studio Tsuyoshi Hayashi/林 剛志
その名のとおり、瓦を利用した棚。協賛社特別賞のIDÉE賞受賞作。
作品名:片手で使えるゴミ袋
デザイン:鈴木 僚
審査員特別賞を受賞した作品です。
作品名:<シルバーパス>のRe:Design
デザイン:渡辺 佑介
作品名:街を繕う広告
デザイン:pin/富谷啓之、シム・ヘイン
プロダクト部門で最も個人的に興味を持ったのが「街を繕う広告」というこの作品。
欠けてしまった床や壁の内外装タイル。
街を歩いていると必ず目にします。ことに、古い地下鉄の駅など、公共施設はけっこう長い間そのままで放置されていたりします。
そこを宣伝スペースとして活用し、さらに広告料で街を修復してしまおう!というもの。
「機能を失っている面積と場所を求めている宣伝広告の居場所、この2つを組み合わせることで、新たな価値が生まれると考えました」
この発想はすごいと思いました!実用化されたら面白いですね。
本作品は、プロダクト部門のグランプリを受賞しました。
作品名: Balloon Sign
デザイン:山口 真五
普段は右のような状態のものが、災害発生時には左の写真ようなバルーンがふくらみ避難誘導サインになるという作品。
準グランプリを受賞しました。
作品名:Smart Umbrella
デザイン:犬塚あかね
傘を電車におき忘れてしまった...実は私もよくやります。
でも、安いビニール傘だから、あまり気に留めなかったりします。もちろん遺失物として届け出るなんて、そんな面倒なことをする人は滅多にいないでしょう。
また突然の雨でも、コンビニに駆け込めば安価なビニール傘が手軽に買えます。そんな便利なビニール傘ですが、なんと消費量は約8000万本と言われ、しかも出荷後1年以内に破棄される傘はなんと5000万本にものぼるそうです。いかに使い捨てられているかが分かります。しかも骨組みは金属のため、焼却処分ではなく埋め立て処分されます。ビニール傘を使い捨てではなく、大事に使っていこうという提案です。置き忘れそうになるとスマホが教えてくれるという仕組みです。私は普段ビニール傘を使いませんが、実用化できたら利用したいですね。
作品名:cercle(セルクル)
デザイン:中岡 友理恵
作品名:sofwa
デザイン:小島 玄久
「アート部門」「プロダクト部門」と見てきました。
プレゼンテーションがどれも上手くて、とても勉強になりました。
日常の中での気付きを大切にしなくては...
あらためて、ちょっと気付かされた本展覧会。
残念ながら今年は6月22日(月)までなのでブログアップの時点で終了していますが、雑誌「PEN」に詳しく紹介されると思います。
興味がある方は、そちらをご覧ください。
KONICA MINOLTA
ソーシャルデザインアワード2015
公式サイト:http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2015june/social_design_award/index.html