映画「サンマとカタール」を観終わった後、せっかくなのでCharles Frégerの写真展をみてまいりました。
なかなか面白いしつらえの展示会場に飾られているのは、日本各地の祭事に見られる装束をまとった人の写真です。
これが思いの外、面白いのなんのって!
本当にこんな仮装をする祭りや神事があるんだなあ〜と、びっくりさせられます。
沖縄県宮古島塩尻のパーントゥなんて、全身泥づくめ。
鹿児島県硫黄島の八朔太鼓踊りのメンドンも、実に不思議な動物です。
日本人であっても知らない伝統文化がたくさんあるんだなあとつくづく思います。
Charles Frégerはフランス生まれの写真家。
一貫してポートレイトを取り続けており、近年は欧州各国の伝統的な儀式で獣の格好をした人たちを撮影した『WILDER MANN』というシリーズを発表。
今回の「YOKAINOSHIMA」は、2013年から2015年までの3年間に日本列島58カ所にて撮影されたもの。鬼や天狗、獅子、翁といった土着的な衣装をまとった現地の人を、その土地の自然をバックに撮影。92点展示されています。
残念ながら、私が伺った日が本展最終日でした。
公式サイト http://www.charlesfreger.com/