2016年6月アーカイブ

Aux provencaux @麹町

美味しいものは人を幸せにします

ルイ・ヴィトンの展覧会の後、この界隈でランチをいただこうということになり、
連れていっていただいたのが「オー・プロヴァンソー」というフレンチレストラン。
とても評判のよいお店とのこと。

今日は、フランスづくしです〜(^o^)/

予約なしの飛び込みでしたが、すぐ席にご案内もしていただき、お料理、サービス共にとても気持ちよいものでした。
まずは、シャンパンで乾杯!!
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そうそうシャンパンといえば...
現在のルイ・ヴィトンは、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンという巨大コングロマリットのブランドの中核なんですよね。
この「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」の傘下には、ディオール、ジバンシー、セリーヌ、ロエベ、フェンディ、ゲラン、お酒ではドンペリ、モエ・エ・シャンドン、ヴーヴ・クリコ、ヘネシー、シャトー・ディケム...
名だたる老舗ブランドを買収したすごい企業になっています。
ベルナール・アルノー(LVMH会長)という人はそうとうやり手で、肉食系らしいです。
そこがちょっとエルメスと違う。
同族で株式を保有し、ひたすらクオリティにこだわり続けるエルメスの姿勢は、
個人的には共感するところ大。一説には、アルノー氏に狙われ激しい株の買収攻防戦が繰り広げられているとも...

話をお料理に戻します。
前菜、メイン(肉または魚)、デザート、食後の飲物という簡単なコースにしました。
前菜は色々な種類があり、自由に選べるということなので、私は「フォアグラのテリーヌ いちじくの赤ワイン煮添え」、友人は「帆立貝と季節野菜のゼリー寄せ」にしました。
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フォアグラのテリーヌ いちじくの赤ワイン煮添え

これにあうワインで勧められたが、DOMEINE DU TARIQUET PREMIERES GRIVES 。
フルーティな甘口のデザートワイン。フォアグラとの相性はばっちりでとても満ち足りた気分です。

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魚料理にあわせていただいた白ワイン。ブルゴーニュのHautes Côtes de Beaune
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平目のポワレ その下には茄子のピュレ
とても品のいい味でした。

先日いただいた神楽坂の「ラ・トゥーエル」といい、こちらのお店といい、日本のフレンチレストランって驚くほどクオリティ高いと思います。
こちらは、夜も訪れてみたいですね。

Volez Voguez Voyagez - Louis Vuitton 其の6

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PART 5 Heures d'absence ー余暇の時間
移動式のオフィス、書籍のためのトランク、タイプライターなどを収納できて書き机も付いているトランクなど、
このコーナーには知的な好奇心に満ちたユニークなものが展示されています。

この展示室の壁は素晴らしいです。暗い部屋なので、分かりづらいのですが、モノグラム柄のついたベルベットのような生地の袋貼りという超贅沢なしつらえなのです。うっかり壁に手をつこうものなら、守衛さんが飛んできて「手を触れないでください」と注意されちゃいます。

PART 6 絵画用トランク
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1927年 著名なアート・ディーラー ルネ・ジャンベル(René Gimpel)が注文した絵画用トランク。


イギリスの現代美術家のダミアン・ハーストがルイ・ヴィトンにスペシャルオーダーしたのが、下の写真「手術道具ケース」。何段もの引き出しで構成されたトランクは、手術道具を入れるために設計されています。外装はブラックのノマドレザーを使用し、色鮮やかな蝶がプリントされています。内装にはディープブルーのマイクロファイバーが施され、手術道具を仕分けしやすいように、サイズ違いの10個の引き出しが設けられています。
残念ながら、今回中を見ることは叶いませんでした。

ダミアン・ハーストといえば、とにかくオークションで最も高価な値がつく現代アーティスト。
作品はというと、ホルマリン漬けのサメとか牛といった、かなり変わったもので一躍有名になりました。それってアートなの?でもすごい人気アーティストなのです。2008年のサザビーズのオークションで223点が出品され、なんと総額211億の落札額!その中の作品、ホルマリン漬けの金の牛は最も高額なもので、1030万ポンド(約19億円)で落札されています。

そんなダミアン・ハーストのトランクも、スペシャルなお値段で落札されたとのこと。
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3代目 ガストン・ルイ・ヴィトン (1883~1970)が蒐集した様々な時代のトランクやチェスト。

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PART 8
ファッションとビューティー
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シャンデリアの部屋には、セレブリティやスターのためのトランクが展示されています。
上はキャサリーンヘップバーンのドレスとトランク。

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手前右はパデレフスキーの身だしなみ用品のためのトランク。手前左はストラヴィンスキーもの。
ダンディズムを感じますね〜

PART 10 インスピレーションの国、日本

ヴィトンを代表するモノグラム・パターンは、2代目のジョルジュ・ヴィトンが日本の紋から着想を得たと言われています。ジョルジュの息子ガストンは、日本の刀の鍔をコレクションしていたそうです。
本展覧会は、昨年暮から今年の初めにパリのグラン・パレで開催されたものを日本でも展示公開しています。
ただ、この部屋だけは本国フランスの展覧会時にはなく、今回の東京の展覧会のためだけに特別に設けられたものだそうです。日本に所縁のある品や日本人アーティストとのコラボ作や有名人のトランクなどが展示されています。
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茶道具のためのトランク。
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村上隆、川久保玲、草間彌生とコラボしたバッグたち。
穴の空いたバッグ(川久保玲の作品)は、もはやバッグといえるのかしら?


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板垣退助もヴィトンのトランクを持っていたのですね。
一緒に見に行った友人は、「民権運動家がこんな(高価なも)の持ってたのはちょっと意外〜」みたいなことをツイートしてました。
Wikipediaを見たら、なんと後藤象二郎と共にルイ・ヴィトンのバックを持った初めての日本人だそうです。
(1882-83年に立憲政治視察のために渡欧した際、2人は購入したらしいです。)

あの時代の日本人が所有していたのにも驚いたけれど、畳みのヘリまでモノグラムになっている展示演出のこだわりように、もっと驚きました〜。


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こちらは白洲次郎のバッグ。板垣退助とヴィトンはあまりピンときませんが、こちらは納得です。当時の日本人男性で彼ほど似合う人を思い浮かべられません。しかもスティーマー・バッグなんて...
本当に伊達男ですね。

というわけで、以上で展示は終了です。


最後に、実際の職人さんが実演しているところを見学できます。
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熟練した職人さんの手によって丁寧に作られるバッグは、やはり憧れますね。

ルイ・ヴィトン展は作品も膨大で、とても長い解説になってしまいましたが、なんとか最後まで辿りつけたのでホッとしています。
そうそう、来場者には全員ポスターをお土産にいただけるのです。
壮大な旅の思い出に...
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Volez Voguez Voyagez - Louis Vuitton 其の5

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オリエント急行に迷い込んだような空間。
車窓の景色も刻一刻と変化し、いつまでも居たくなるような展示室です。

今回の展覧会、どの空間も度肝を抜く演出がたくさん仕込まれていて、とにかくすごいです。
そう思って立役者を調べてみると、アーティスティックディレクターが鬼才ロバート・カーセンと知ってあらためて納得すると同時に凄いなあと思った次第。オペラ、舞台演出家として有名な彼が手がけているだけに、こだわり方が半端ないです。

Volez Voguez Voyagez - Louis Vuitton 其の4

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オートモービルの次は、空の旅。

いきなり壁からプロペラ機がこちらに向かってくるディスプレイにビックリさせられます。

ルイ・ヴィトンの孫ジャンとピエールという双子の兄弟は、空への憧れからヘリコプターと飛行機のプロトタイプとなるものを発明し特許をとるほどでした。
写真中央は、2人が考案したものです。
飛行機のための軽量で機能的なバッグが次々にデザインされます。

Volez Voguez Voyagez - Louis Vuitton 其の3

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砂漠と海に続く展示室は、オートモービルをテーマにしたもの。
森の中を歩いているような演出で、ガラスケースの中の展示を覗きます。

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タイヤを収納するトランク。ゴムは劣化しやすいので、ケースに入れて大事に保管したそうです。

当時のフランスでは、女性が活き活きと活動していたことが伝わってきます。
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写真右は「ノエ・バッグ」。
1932年、あるシャンパン製造業者から5本のシャンパンボトルを持ち運びできるバッグを依頼され、ガストン-ルイ・ヴィトンが製作したものだそうです。
まさに、当時の優雅な旅を体現しています。シャンパンやティーセットを持ち運び、屋外でピクニックを楽しむ... 印象派の絵画とリンクしますよね。

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もっとも私の興味を惹きつけたのが、上の衣装です。
運転手の制服のようにも見えます。タイトルは「美しき女庭師ドライバーズスーツ」。なんと素敵じゃありませんか!
「美しき女庭師」ですよ!妄想全開です。
グレタ・ガルボのような男装麗人を想像しちゃいません?
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Volez Voguez Voyagez - Louis Vuitton 其の2

旅するルイ・ヴィトン展

まさにルイ・ヴィトンがトランク製造をはじめた19世紀末から20世紀は、人々の交通手段が大きく変革しました。自動車が実用化され、列車が大陸を横断し、空を移動する乗り物が発明されます。
交通インフラの変化に伴って、鞄のニーズも多様化していきます。
そんな時代の流れとともにルイ・ヴィトンも進化を続けます。

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砂漠の写真を背景に展示されている「冒険」のコーナーでは、冒険家、探検家のためのアイテムを多数見ることができます。

展示のなかで、ベッドが出てくるトランクにはビックリです。
1895年頃に広告用カード(今でいうところのチラシ)まで作成されていたのですから、一定のニーズはあったのでしょうね。

砂漠の展示の向かい側の壁には、海の旅の展示が。
当時の衣装や鞄が展示されています。
ドレスの手前にあるのが「スティーマー・バッグ」というもので、着用済みの衣類を入れてワードローブトランクの中に折り畳んで収納するために考案されたものです。わかりやすく言えばランドリー袋ってとこでしょう。
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こちらの展示室は部屋の中央にマストとセイルが配置され、まるで自分も船のデッキにいるような気分になる粋な演出がされています。

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ここでクイズです。
No.4とNo.5の
同じようなシルバーのボストンバックに見えますが...
どちらかは本当の「モノグラム・ミロワール」で、もう一方はシルヴィ・フルーリーという現代アーティストによる「ヴィトンバック」というタイトルのブロンズ作品です。
さあ、貴方にはどちが本物の鞄か分かりますか?

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紀尾井町に突如出現したルイ・ヴィトンの巨大展覧会の会場。
ここは住友不動産の開発予定地で、そこにこの展覧会のための仮設展覧会場が建てられたというもの。
私はこの日で2度目の来場です。というのも、初めて来た時は1000点にも及ぶ作品群に圧倒され、
また土曜の午後という時間帯もあり、なかなかゆったり見ることもままならず、 あらためて友人と土曜の早い時間に予約して来ました。

会場内は実に贅沢な空間演出とともにルイ・ヴィトンの歴史と商品や作品、そして19世紀から21世紀にわたる世界の歴史にも触れられる壮大なスケールの展覧会になっています。 今回はガイダンスも借りることができたので、2時間以上をかけてじっくり作品を観ました。 IMG_2573.jpg
1906年のトランク

今回の展覧会をより深く理解するために、少しルイ・ヴィトンの歴史も勉強しました。
初代ルイ・ヴィトンが生まれたのは1821年。彼は14歳の時、生まれ故郷のスイス国境近くのアンシェ村を離れ、徒歩でパリを目指します。なんとその道のり400kmを2年かけてようやくパリに着いたといいます。すごいですね。
長い旅の果てにパリに着いた16歳の少年は、レイティエ・アンバルール(layetier-emballeur-malletier 荷造り用木箱製造兼荷造り職人)の見習いとして働きはじめます。
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1854年にヴァンドーム広場からほど近い、ヌーヴ・デ・カプシーヌ通り4番地に自らのアトリエを開きました。そこから革新的なトランクのデザインが次々に生み出されます。
軽くて頑丈、機能的なトランクはたちまち評判となり、ナポレン3世の妃、ウージェニー皇妃をはじめヨーロッパの王室、貴族、著名人の間で瞬く間に広まりました。

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「グリ・トリアノン キャンバスの丸みを帯びたトランク」
1860年頃
コーティング・キャンバス、木、金属、紙

このグレーのトランクは、まさにルイ・ヴィトンがアトリエを構えて数年後のもので、ルイ・ヴィトンが初めてデザインしたトランク『グリ・トリアノン』と呼ばれるライトグレーのキャンバス地のものです。トランクの常識を覆す構造だったといいます。ポプラ材のフレームを使うことで大型でありながら軽量なトランクを実現しています。

間もなく、上に積むことができる、より機能的な蓋が平らなトランクが作られるようになります。
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「ストライプキャンバス(レイエ・キャンバス)の紳士用トランク」
1880年
コーティング・キャンバス、木、鉄、真鍮、紙、テキスタイル、金属

「PART 3 クラシックなトランク」と名付けられた展示室には、草創期の様々なトランクを鑑賞することができます。顧客の要望に細かく応じて設計、製作されたオーダーメイドのトランクは、芸術作品です。
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何気なくトランクの上に飾られている絵は、なんとクールベの風景画です。

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木工製品づくり技術を活かし、数々の名品を生み出した初代ルイ・ヴィトン。
内側のフレームの組み立てにはポプラ材、補強材にはブナ材を使い、内部には害虫予防用に樟脳や紫檀を用いるなど、構造にも工夫をすると同時に、模造品を防ぐために模様を入れたキャンバス地を次々考案します。グレイのグリ・トリアノンからはじまり、ストライプのレイエ・キャンバス。そして1888年に2代目ジョルジュ・ヴィトンによって市松模様に名前を組み込んだダミエ・キャンバスが発表されます。1896年にはお馴染みのモノグラム・キャンバスが誕生します。このモノグラム・キャンバスの柄は、当時ジャポニズムブームに沸いていたヨーロッパで、日本の家紋からヒントを得たと言われています。
今回の展覧会の、最後の「10. インスピレーションの国、日本」で一族がコレクションしていた「刀のつば」の数々が展示されているのですが、モノグラムのヒントになるような文様がそこにはあるのが興味深いです。


「Part 3 クラシックなトランク」の会場最後に展示されているのは、現代アーティストのシンディ・シャーマンとのコラボ作品"Studio in a trunk Cindy Shaman"。
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現代アーティストとのコラボ作品を数々発表しているルイ・ヴィトンの作品の一つ。
Cindy Shermanはセルフポートレイトで一躍有名になった写真家でありアーティストです。先日の千代田3331のHagaleeさんも彼女へのオマージュ作品を発表していましたよね。そう、シンディ・シャーマンの『Untitled #96』という作品は、2011年にクリスティーズで389万ドル(約3億円)で落札され、史上最も高額な写真作品と言われていました。(その後間もなくアンドレアス・グルスキー氏の作品が430万ドル(約3億3300万円)で落札され、現在は史上2番目に高額な作品にランキングされています。)
そんな彼女とのコラボは、らしいといえばらしいです。
30以上の引き出しやメイク用照明がついたミラーや椅子を装備し、さしずめ移動メイクスタジオ。でも、この部屋にある19〜20世紀のトランクの中にあってもまったく違和感ない(100年以上の時代の違いを感じない)ところも面白いです。

次は、「Part.4 旅の創造」です。いろいろ旅にまつわる面白い鞄が登場しますよ。
けっこうなボリュームの写真があるので、追い追いアップしていきたいと思います。

===展覧会情報===
Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton
空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン
会期:2016年4月23日(土)から2016年6月19日(日)
住所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」
時間:10:00am - 8:00pm
月曜日休館(但し 4/24, 5/2, 6/13 は 1:00pm-8:00pm 開館)
入場無料(事前にオンライン予約可能)http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

神楽坂の素敵なフレンチにルンルン

舛添さんの問題で、少なからず私の仕事にも影響が出ていて...
先週からブログの更新ができず、この記事も1週間以上も経ってアップになってしまいました(泣)
食べ物ネタは記憶が風化しやすく、あまり時間が経つと書けないのが辛いです。

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素敵なお店にご招待いただきました!
神楽坂の「ラ・トゥーエル」。
食べログでもTOP1000に選ばれている人気のフレンチレストランです。
もう楽しみにしすぎて、12時半に予約をいれてくださっていたのに、12時と間違えて伺ってしまいました。最近、そういう記憶違いが日常茶飯事的に頻発していて...最近自信喪失気味です。

神楽坂は本当に素敵なお店やグルメを唸らすレストランがたくさんあります。
神楽坂駅から飯田橋方面に向かってしばらく歩いて路地を一本入ると、そこに南欧風のお洒落な建築がありその2階が本日のレストランです。
写真の階段の脇を奥に入ると「大〆(おおじめ)」という有名な大阪のお寿司屋さんがあるのですが、およそ寿司と思えないお店の雰囲気に、きっとびっくりされると思いますよ。

それはさておき、本日のランチコースはmenu Léger
・アミューズ・ブッシュ
・前菜
・魚料理
・肉料理
・本日のデザート
・食後の飲み物とプティフール
というコースです。

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まずアミューズ・ブッシュ。
甘くないレモングラスのアイスクリーム鱈とポテトのプチクロケット
冷たいアイスクリームと温かいクロケットの組み合わせ。
飲み物は、オーガニックのジンジャエールをお願いしました。(後の予定もあるので、ここは遠慮がちに)

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前菜のグリンピースのスープ カプチーノ仕立て
前菜とは思えないボリュームにビックリ!グリンピースの風味が爽やかでした。
右上のオレンジのものは、トマトのパン。
鮮やかな緑と赤で、視覚でも楽しめました。
ご一緒した方は、「鰆の燻製・瞬間焼き 春野菜のサラダ仕立て」を注文。
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私以上にボリューミーで完全にメインの魚料理と身間違うような一品。
野菜に混じっているショートパスタはまるでお米みたいでした。


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メインの魚料理:オゴダイのポワレ
白いつぶつぶはカリフラワー。その上に桜エビがちりばめられている一品。
桜海老が味のアクセントになっていて、美味しかったです。

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メインの肉料理:スペイン産ウズラのキャベツ包み ジュのソース
火加減が絶妙なうずら肉料理。ほとんど加熱されていないような柔らかさとジューシーさを兼ね備えていて、ほっぺたが落ちそうになるくらい美味しかったです。
思わずお店の方に調理の秘訣を尋ねてしまいました。
ソースはジュと白人参のペーストの2種類。盛り付けも素敵です。

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バジルのアイスクリームパイナップルのソースココナッツのムースとラム酒のグラニテが重なった上に、木の葉型の砂糖菓子が乗ったデザート。
ちょっと大人な味でした。

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山本聖司シャフの挑戦的なお料理の数々には驚きました。
思いもかけない食材をコラボさせたり、貪欲に味を追求されていることがお料理を通じてビンビン伝わってきて、食事をいただく私たちにも刺激を与えてくださいました。

本当に素敵なランチ、ご馳走様でした。

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シェフが帰り際お見送りしてくださり、とても気持ちよくお店を後にしました。
また来たいお店が増えました。

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ラ・トゥーエル
東京都新宿区神楽坂6-8
電話 03-3267-2120
ホームページ http://www.tourelle.jp/

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