砂漠と海に続く展示室は、オートモービルをテーマにしたもの。
森の中を歩いているような演出で、ガラスケースの中の展示を覗きます。
タイヤを収納するトランク。ゴムは劣化しやすいので、ケースに入れて大事に保管したそうです。
当時のフランスでは、女性が活き活きと活動していたことが伝わってきます。
写真右は「ノエ・バッグ」。
1932年、あるシャンパン製造業者から5本のシャンパンボトルを持ち運びできるバッグを依頼され、ガストン-ルイ・ヴィトンが製作したものだそうです。
まさに、当時の優雅な旅を体現しています。シャンパンやティーセットを持ち運び、屋外でピクニックを楽しむ... 印象派の絵画とリンクしますよね。
もっとも私の興味を惹きつけたのが、上の衣装です。
運転手の制服のようにも見えます。タイトルは「美しき女庭師ドライバーズスーツ」。なんと素敵じゃありませんか!
「美しき女庭師」ですよ!妄想全開です。
グレタ・ガルボのような男装麗人を想像しちゃいません?