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Hermesの世界観 La flânerie

エルメス銀座店で行われたレセプションの様子をアップいたします。
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Hermesが年2回発行している雑誌『Le Monde d'Hermes』の2015年秋冬号を発表する今回のレセプション。開始時間は18:00から。招待状を持った方のみ入店が可能です。

ご存知の方も多いと思いますが、エルメスは毎年テーマ(となる言葉)を決めており、
それに従ってデザインやディスプレイなど展開されます。ラッピングのリボンには、年ごとの言葉が印字されており、リボンをコレクションしている方も結構います。

2015年のテーマは「La flânerie」フラヌール。日本語に訳すと『そぞろ歩き』だそうです。

ちょっとつかみどころのないテーマのよう。
最新号の雑誌の世界観を随所にあしらった今日のイベント。
単なる新作の発表会ではなく、ディスプレーや生演奏、バーやビュッフェなど、
各フロアー毎に違った演出で、まさにお客をそぞろ歩きにさせる工夫に満ちた空間でした。


地下1階のメンズフロアでは、ビデオ上映、DJブース、お菓子やアイスクリームバーが設置され、ちょっとクラブっぽい雰囲気。

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アイスクリームバーは阿佐ヶ谷のGelateria SINCERITAのもの。
ピーチのアイスクリームにナッツをトッピングしていただきました。美味しかった〜。
あ!ゼリービーンズもね。

4階の時計や貴金属のフロア
時計のディスプレイ面白いでしょ!?
こういうジオラマはいくら見ていても飽きません。
1つ1つに物語があって、思わず時間が経つのも忘れてじっと覗き込んでしまいます。
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部屋の奥では生演奏が行われていました。音楽が生で聴けるってのは、やはりいい!

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ハムやソーセージ、チーズ、ドライフルーツ、カナッペなど、種類も豊富なビュッフェ。まるで森にいるような、緑の演出で軽くお食事。

また別なフロアでは、植物が入った瓶がずらりと並んだ棚のディスプレイがフロア中央に設置。小さな瓶に入っているのは、サラダです。お客は食べることができます。
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普段は中国からの旅行者で賑わっているこちらの店舗も、今日は招待客限定の為、多勢の人で賑わっていながらも落ちついていました。
5フロアーを見終えて、小粋なセンスの数々にやっぱりメロメロの私。
レディースの冬もの(セーターやコートなどウール製品)は、うっとりするほど素敵で、ベージュ、イエロー、それから深いブルーグリーンが印象的でした。


今エルメスの商品で一番気になっているものは?
と聞かれたら、
やっぱりApple watchかな...
エルメスとアップルのコラボは、こんなベストマッチングはないと確信します。
どちらも私の愛するものですから。

幸せな誕生日

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今年も誕生日を迎えました。
なんとそのお祝いを、大手町のパレスホテル東京6階にあるフレンチレストラン CROWNでしていただき、
もう大感激です!

こちらのお店の特注ピアノケーキが、今年のアニバーサリーにはぴったり!
ということで、注文の多いなんとか...で、こちらのお店に来たい〜と我儘を言い、予約してくださいました。

台風11号が去ったばかりの、時より小雨も降る土曜日の夕刻。
素敵なディナーの幕開けです。

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食前のアミューズ・ブッシュ

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ベルギー産フレッシュキャヴィア
ポテトのムースリーヌを真鯛の燻製香で
67℃で火入れした地鶏卵とクレソンのジュ
Belgian caviar, creamy potato puree with sea bream flavor, 67℃ cooked free range egg and watercress jus.

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ちょうど私たちのテーブル前の窓(だけ)から、虹がいっとき見えました。
こういう偶然も、うきうきした気分にさせてくれました。

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鱸のムニエルとラングスティーヌ
夏野菜のミネストローネ風バジルとパルメザンチーズのペースト入りブイヨン・アロマートとともに
Sea bass meuniere and scampi shrinp
summer vegetable minestrone with basil parmesan paste in bouillon "aromates"

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キャレダニョーのロティ
黒オリーブのヴィエノワーズ風 カポナータのクロメスキ
ひよこ豆とシトロンコンティ パスティスの香るジュ
Roasted lamb chop, black olive "Viennoise" style
caponata croquette, chickpeas and lemon confit, anise jus

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French cheese selection
フランス産チーズを選りどりみどり。ブルーチーズや山羊のもの、カマンベールなど9種類のチーズから、食べてみたいものを取り分けてくださいます。

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選んだチーズにあわせて、はちみつやブランデー漬けのカシス、パンを一緒に添えてくださいます。

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食後の口直しのデザート

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こちらのお店は、伝統的フレンチをベースしつつモダンな「キュイジーヌ・モダン」。
料理長の市塚学さんは、2002年に「メートル・キュイジニエ・ド・フランス "ジャン・シリンジャー杯"」で優勝するなど、華々しい経歴と実力をもっていらっしゃり、その経験と実績から2011年パレスホテル東京 レストラン『クラウン』料理長に就任。
以降、革新的なフレンチが話題となっています。
食べログフレンチ部門のTOP100にも選ばれているお店です。

夕方6時からスタートして、刻一刻と黄昏ていく日比谷の景色を眺めつつ、素敵な食事を楽しませていただきました。窓の景色に目をむけるとビルの間から空に虹が出ていて、まるで一緒に祝福してくれているようです。

そして、どのお料理も創意工夫に富んでいて、素晴らしいの一言。
アミューズブッシュの3品もすごく手の込んだ品。左手前のヴィシソワーズは、下は大根で上にグリンピース。
前菜は2種類から選びます。私の選んだ半熟の地鶏卵の上に乗ったキャビアは、濃厚な味わいの卵2種がコラボした面白い一品。滋養と強壮にもよさそうです。ジャガイモのムースがキャビアと地鶏卵を包み込み、やさしい味にしています。ムルソーをボトルでいただきながのお食事は最高。
お魚料理もラム肉も、いずれも美味しかったです。

最後にデザートが出てきて、さあサプライズ。
お店の方5人による大合唱です。ちょっと照れてしまうものの、やはり嬉しいもの。
他のお客様の迷惑になっていないといいなあ〜なんて変な気を遣っているのを察してか、
「週末はだいたい1日2組くらいは記念日のお客様があるのですよ」と教えてくださり、肩の力がすっと抜けました。

ホテルレストランらしい、細かいところまで行き届いたサービスと対応は、流石だなあと思いました。
久しぶりにお洒落してでかけて、とてもハッピーな時間をすごさせていただきました。
こんな風に贅沢に祝っていただける私は、なんて幸せ者でしょう...
感謝の気持ちでいっぱいです。

非日常的上質時間 @築地 河庄利宮

人をビックリさせたり、喜ばせることを考えている時は、本当に楽しいです。

サポーターでもあり、日頃とてもお世話になっている方の誕生日が5月14日ということで、何かお礼ができないものか?と、ずーーーと考えていました。

相手に喜こんでもらえることを察する、というのも一つの脳トレな気がします。

私の周りで、そういうことがとても得意なのが義母。

相手の嗜好や生活スタイルなどを鋭く分析し、気のきいた贈答品やお食事にご接待するなどの気配りに、見ていていつも感服してしまうのです。
母の爪の垢を煎じて飲んでいますが、まだまだローマは一日にしてならず...です。

というわけで、今回のお祝いも実は相当頭を悩ませました。

花を贈る。趣味の物を贈る。・・・やはり相手をあっ!と驚かせるようなサプライズが欲しいもの。

グルメな方なので、やはり手に入りにくいスィーツとか、取り寄せのお酒とか?

デパ地下をあてもなく徘徊したり...どれもあまりピンと来ず...
そうこうしているうちに、宅急便で贈るタイミングを逃し、誕生日の14日が過ぎてしまい...

いろいろ悩んだ挙句、ふと思いついたのが『ちょっと上質時間をプレゼント』というアイディア。

ちょうど、汐留の音楽ライブで1週間後にご一緒するので、その後素敵なお店で軽くご馳走するというもの。

汐留周辺のお酒を飲める店を片っぱしから食べログで検索し、数件ピックアップ。素敵な店ほど、予約はマストですが、ライブ終了時間が読めないので、いろいろ策略を巡らしました。ご本人には、当日いきなりお誘いするので、相手の方の了承をいただけたと想定した上で、もし9時半までにライブ会場を後にできるなら、「河庄利宮」。午後10時近くだったら11時まで営業の「河庄利宮」は諦め、夜景の綺麗なカレッタ汐留の「マジェスティック」にお連れすることをプログラミング。

「河庄利宮」は、食べログのレビューを読んで、私がすっかり行きたくなってしまったお店です。河庄双園という老舗の料亭に隣接するダイニング&ワインバーで、料亭の女将が経営しています。

ワインバーとはいえ、お料理がかなり本格的なイタリアンが楽しめ、コースもあるそうですが、アラカルトでいただけます。原一生シェフの本格的なイタリアンをいただける一方で、河庄双園の厨房で作る和食メニューにあり、また酒飲みには嬉しい〆のラーメンもあったりする、おもてなしの心にあふれています。

きっとこちらなら、内容的にも気に入っていただけるのでは?...と直感的に感じました。

そして、おおばせいこちゃんのこの日のライブは盛大に終わり、時間は9時ちょっと過ぎ。これなら間に合う!ということで、すぐお店にお電話し伺いました。

場所は、東京メトロ「築地駅」を出て新大橋通りを築地市場方向に向かって歩いて行くと、芥川賞選考会場で有名な老舗料亭『新喜楽』のある交差点に来ますので、そこを右折してしばらく行くと頭上に『河庄双園』と書かれた看板がみえてきます。その看板のあたりにお店があります。
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まず、この扉の開け方に一瞬戸惑います。
ノブも何もないので、「開け〜ゴマ!」と言った人も居るとか、居ないとか...
(私はレビューで、実は開け方を知っていましたが...)

中に入ると、そこは私たちのようなごく一般的な人間にはちょっと非日常的空間。
当然、ドキドキ。奥から女性がすぐ迎えてくださり、お電話した者ですとお伝えすると、
とても気持ち良くカウンター席の一角に案内してくださいました。

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まずはお祝いということで、シャンパンで乾杯!!
曲線が美しい、すごく洒落た形のグラスです。
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お通し
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お酒の供に頼んだお料理「さくらユッケ」

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オードブルの盛り合わせ(1人前)

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シャンパンはあっという間に飲み終わり、2杯目にいただいたのはムルソー(MEURSAULT)。
白ワインの名産地としてブルゴーニュでも3本の指に入るムルソー。ワインのことはさっぱりですが、いただいたワインは間違いなく美味しいと思いました。
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壁にかけられた絵画はすべて、島根出身の画家 石本 正(いしもと しょう)さんの作品。
地元浜田市にこの方の作品を収蔵・展示するための石正(せきしょう)美術館というのがあるそうです。
背後の壁には彫刻が並んでおり、実に洗練された空間です。
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ポーク料理
(1人前でお願いしたところ、はじめから2皿に小分けして盛り付けしてくださいました。
取り分ける手間も省け、ちょっと嬉しい気配りです。)
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最後のお肉にあわせていただい赤。
Gevrey Chambertin Clos de Meixvelle
DOMAINE Pierre Gelin

一流とはこういうところにあるのだろうなあ〜と思わざるおえないような見事な接客で、
最後まで心地よい時間を過ごさせていただきました。

このブログを書いていて"男性が女性をデートに誘う時"って、きっとこんな思考回路なのだろうなあ〜と思えて、笑ってしまった。なんか女性を誘惑しようと考える悪い男になった気分がしてきました(笑)

新宿の世界堂に画材を仕入れに行く途中、伊勢丹のショーウィンドウを覗くと、なんと池田理代子先生の「ベルサイユのばら」とコラボしたディスプレイがされていて驚き!です。

「ベルばら」は、青春の象徴。多勢の少女達がオスカルに胸をときめかせ、憧れた永遠の物語。正確に言うならば、私の少し上の世代の方たちがコミック連載の全盛期だったのですが、その後の実写版映画やアニメの放映などで私もすっかり取り憑かれオスカル信者になりました。(ちなみに私は「キャンディキャンディ」全盛期世代です。笑)

そんな思い出深い、ベルばらの登場人物がそれぞれ素敵にディスプレイされているのですから、全部見ないわけにはいきません。そんな懐かしい思いの方もいるでしょうし、洒落たディスプレーに足を止める方、悲喜こもごも沢山の方が携帯で撮影していました。

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花札とコラボしているところが、とっても面白い発想です。 展示している百貨店の商品も、服だけではなく、インテリアだったり、クリスタルの食器とカトラリーだったり、、、、と工夫されています。
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ルイ16世は抱き枕? でしょうか?ちょっと不思議な雰囲気の飾り付け。

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ナポレオンはシャープでモダンなインテリアでコンパクトな空間にまとめられています。

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一番デザイン的にかっこいい!と思ったのが、黒い騎士の↑このディスプレイ。

この「神々ご利益花札」ディスプレイの展示は1/20までです。

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伊勢丹ショーウィンドウの公式サイト http://isetan.mistore.jp/store/shinjuku/show_window/index.html

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます
平成27年が皆様にとって良い年となりますように

今年も宜しくお願い申し上げます

元旦は、昼間に東京でも粉雪が舞って驚きましたね。
ちょうど、両親とテーブルを囲んで久しぶりに団欒していました。

お重は毎年のお楽しみの一つで、いろいろ美味しいと聞いたお店や評判を聞きつけては母が取り寄せています。
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今年は、山中湖にある老舗割烹「芳野」のお重を頼みたかったようなのですが、問い合わせた時点で予約の数に達してしまっていたとのことで、悩んだ末に帝国ホテルの中国料理「北京」の2段重になったと言っていました。
中華のお重は味に工夫があって、なかなかいいです。
エビはチリソース味。あわびが信じられないくらいやわらかでした。
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母の作る黒豆は、最高に美味しいんです。
戴き物の佐渡のお酒「千年の杉」。とても飲みやすく、あっという間に空っぽ。
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お重のお品書き
母は、「値段の割に〜」とぶつぶつ納得がいっていない様子をみせていましたが、私はこのお重好きでした。

それよりなにより、家族みんなが元気でお正月を迎えられたことが、なにより嬉しかった元日でした。

金沢の旅 其の六

毎週土曜の夜に開催されているという「金沢ライトアップバス」。
市内でライトアップされた場所を巡るバスが10分おきに走っているというもので、今回の旅の楽しみの一つでした。フリー切符300円を購入すると、午後7時から9時ぐらいまでの間、何度でも乗り降りできます。

金沢城公園のライトアップは写真でみるとすごく綺麗なので、ぜひ見たかったのです。

昼間、美術館の周辺を散策していた時、ちょっとしゃれた雑貨屋さんを発見。
立ち寄ってお店の若いお嬢さんと話しているうちに話しがはずみ、
私が旅行者であることをお伝えすると、色々人気の場所などアドバイスしてくださいました。
その一つがこの金沢ライトアップバスに乗るなら、ガイドさんが無料でひがし茶屋街を案内してくれるツアーがあるので、それに参加されてみてはいかがですか?というもの。
巡回する停留所の一つ「橋場町」という停留所を降りると、「まいどさん」と書かれた黄色いポロシャツを着た人が待っているので、その方にくっついていくと、ひがし茶屋街を中心に歴史や建物の説明をしてくれるとのこと。
実にいいことを伺ったので、さっそくそれに便乗すべく、おでんや高砂をあとにした私は「橋場町」に向かいました。
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1人で廻るより、ガイドさんと一緒の方がいろいろ知り得る情報も多いので、
ためになります。
渡邊さんとおっしゃるボランティアガイドの方がとても愉快な方で、
ほんの30分程度でしたが楽しい案内をしていただき、ご一緒した数名の方達と
ともに色々勉強させていただきました。
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ひがし茶屋街は、小京都のような風情のある場所です。
江戸時代から続く建物が保存されていて、とても街並が美しいです。
説明を伺い沢山勉強させていただきました。
あらためて明日昼間の時間帯に来ようと思いました。

名所、旧跡のライトアップの数々
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金沢城

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しいのき迎賓館

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石川四高記念文化交流館

いろいろな「おめでとう」に感謝!

昨日、めでたく何十何回目かの誕生日を迎えました。

といっても、いつもとなんら変わらない朝。

ふとiPodを見るとfacebookに沢山の
「おめでとう」コメントが来ていて...
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-。
ちょっと有名人にでもなった気分です。
SNSの進歩ってすごいですよね。

こんなに祝福のメッセージをいただいたのは、
子供の頃の誕生会以来...?

その日はビックリが他にもありました。

普段利用しているクリーニング店や
美容院から、コールがあったこと。

電話口で「◯◯クリーニング店です」と聞いて、
何か引き取り忘れのものでもあったかな?と思いきや...

なんと...
「お誕生日おめでとうございます。お誕生日の日から1ヶ月間は3割引きのサービスを
しておりますので、是非ご利用ください。ご来店お待ちしております。」
といったご案内です。
ちょっと驚きました。

午後は午後で、また携帯に1本の見慣れぬ番号からの着信あり。
何かと思うと、今度は行きつけの美容院から。

これって、バースデー・ビジネス?

なんか、忙しいです誕生日って。

思惑は色々でしょうけれど、とにかくみんなどうもありがとう!
どんな方からの「おめでとう」も、やっぱり嬉しいものですね。

いちご煮ってご存知ですか?

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青森県八戸市やその周辺の三陸の伝統的なお料理で、"うに"と"あわび"が入った贅沢なお吸い物です。

六本木ヒルズのけやき坂コンプレックスの広場で開催されていた、「みちのく潮風トレイルフェスティバルin六本木ヒルズ」。森アーツセンターギャラリーで開催中の「こども展」を観に、たまたま立ち寄ったところ、この"いちご煮"を一生懸命売りこむ洋野町の青年に呼び止められて、ひとついただくことにしました。

"うに"がまるでいちご畑みたいに見えるので、いちご煮とよばれるようになったのだとか。

料理そのものは、じつに素朴なものながら、"うに"と"あわび"がたまりません。ことに、利尻昆布をたっぷり食べて育った"うに"は、濃厚で美味。あまちゃんを懐かしく思い出しました。

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着物美人になれたかしら?

お祝いの席にお呼ばれしたので、思い切って着物にしました。

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お着物は、加賀友禅の作家寺西英樹さん作の「白山吹秋海棠」。
この季節は単衣なのですが、生憎持っておりませんので袷です。

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母に仕立てていただいてから、かれこれ数年しまい込まれたままだった
本当にかわいそうな訪問着。
宝の持ち腐れとは、まさにこういうことを言うのでしょうね。
この日のために、肌着や足袋、帯板、コーリンベルトだの、いろいろ
必要な小物をひとそろい揃えたら、案外ばかにならない出費に(@ ̄□ ̄@;)
ちょっと青ざめました。

とはいえ、当日美容師さんに綺麗に着付けていただくと、やはりいいものですね。
どんなにいいスーツを着るよりも、自信を持って人様の前に出られるのは、気持ちがいいものです。
後ろ姿の写真をある方にお見せしたら、着慣れた女将さんみたいに見えますよ...
なんて言ってもらって、案外私って似合うんじゃない?なんてね。

実は、和装にまったく疎い私。
着物の価値を、まったくと言っていいほど理解していませんでした。
着付けをしてくださった方が、
「永く着れるいい着物ですね」
「帯も結びやすくて、とても質の良いものですよ」
と一つ一つ褒めてくださるので、
仕立ててくれた母の愛情をひしひし感じて、
胸きゅんになりました。

今日のお席でも、親子の愛情をつくづく感じる素晴らしい会で...
それぞれご出席の皆様が温かい想いに包まれた、素晴らしい日となりました。
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お土産に頂戴した、清閑院の和菓子「紫陽花しぐれ」。
お着物の色と同じ紫陽花色が涼しげで、
食べるのがもったいないほど美しい和菓子です。

= 追記 =
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加賀友禅について勉強したいと思い、色々調べていたところ、作家の寺西秀樹さんがNHKの「美の壺 file232」にご出演されていたことを知りました。江戸時代から続く染め師の13代目だそうです。

素晴らしい作家さんの渾身の作品を身にまとう...
これほど贅沢な衣装はありませんよね。
そして、ものの価値を知る...大切なことだとつくづく思いました。

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昨夜は、日頃仲良くしているミュージシャン仲間が集まるライブに出かけてきました。
3人のシンガーソングライターが、交替でステージを盛り上げます。

トップバッターの藤原ゆかちゃん。
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すごくチャーミングな彼女が私は大好きで、いつも"ゆかちゃん"と(親しげに)呼んでしまいます。ビジュアルは仲間由紀恵よりずっと美人だと思うけど、「私、岡山出身で...」という何とも素朴なところがいい。
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澄んだ歌声と、ピュアな心が伝わる詞とサウンドが持ち味です。オリジナル曲を中心にきかせてくれました。

2ndアルバム「Home Sweet Home」が再来月の7月4日に全国のタワーレコードやHMVで発売開始になります。実は、このアルバムの制作をお手伝いさせていただきました。ぜひ、機会があればお手にとってみてください。
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第2ステージのatsukoさん。残念ながら面識がないので、Profileは存じ上げませんが、エネルギッシュな大人のサウンドで魅せてくれました。オリジナル、カバー曲織り交ぜて、バラエティに富んでいました。
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ピアノを弾きながらの演奏スタイルで、ほとんど姿が見えなかったのはちょっぴり残念。
それでもatsukoさんを応援する方が会場に多数いらしていて、場内の雰囲気はとても温かで盛りあがっていました。

最後、21時半をまわってから第3ステージの小林クレアさん登場。
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クレアさんの生演奏を久しぶりに聴いて、元気もらいました。
もともとジャズを歌っていただけあって、色気と力強さのあるサウンドが魅力。
MCで、オリジナル曲「ノクターン」は魂を削って作った曲...と紹介。本当に魂をゆさぶられるような曲でした。
クレアさんを見ていると、愛と狂気の狭間を生きているような、強いけど硝子のように危うい面を持つ、人間(女性)の深層に迫るアーティストだと思います。これからどんな風に成長していくのかすごく楽しみにしています。

彼女もゆかさん同様、今年の夏にニューアルバムを発表します。
今、そのCDのデザインを彼女と一緒に進めています。自分を深く見つめる作品になりそうです。
クレアさんファンには乞うご期待!


それにしても、ギターの後藤綾太さん、サックスの安川信彦さんは凄い!
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技術もぴか一だけど、音のもつパワーに圧倒されました。
後藤さんは、昨年ロイヤルアルバートホールでR&B Soul LEGEND、ボビー・ウーマックのワールドツアーにも参加したすごいギタリストなのです。

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最後は3人の歌姫によるデュエットで、会場は最高潮に...

お隣にクレアさんの大ファンと仰る方がいらして、
今日の「音の葉 言の葉ライブ」をイメージして作ったという
お店のオリジナルカクテル(名前忘れっちゃいました。たしかモヒートをベースにしていたかと...)を一緒にいただきました。
音楽を心から愛する方達と、とても楽しいひとときを過ごさせて頂きました。

帰りは、saYuriさんと一緒に、ライブ会場から新橋駅に向かって歩くこと10分。
「潮騒のハーモニー」のタイトルそのままに、浜離宮の方から潮の香りがしてきて、夜の散歩がなんと楽しかったことか...

== INFORMATION ==
・藤原ゆか 2ndアルバム「Home Sweet Home」リリース記念ライブ
2014年7月14日(月)会場:汐留Blue Moodにて
藤原ゆか オフィシャルブログ→ http://ameblo.jp/yun0202fuji/

・小林クレア 2ndアルバム「mySelf」リリース記念ライブ
2014年7月12日(土)19:30〜 会場:ラドンナ原宿
小林クレア オフィシャルブログ→ http://ameblo.jp/clairekobayashi/

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