音楽・アートとか

すっかり嵌ってしまったドラマ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』

米Amazonのオリジナルドラマシリーズ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』に最近嵌りました!
音楽とちょっと下世話なストーリーが好きな人間には、とても面白いドラマです。ガエル・ガルシア・ベルナル演じる天才指揮者、ロドリゴ率いる交響楽団の舞台裏をコミカルに描いた作品で、実在するプロのオーボエ奏者がクラシック業界の裏側を綴った小説『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル セックス、ドラッグ、クラシック』が原作になっています。ゴールデン・グローブ賞やエミー賞も受賞している本国でも最もホットなドラマなのです。

投稿日:2017.6.5

Amazonプライム年会費( 税込3,900円 )を払うと全話無料で見られるということで、覚悟を決めてプライム会員になりました!
まあ、月々にすれば325円ですからね。(無料お試し期間が30日間なので、見終わったら解約するという荒技があるけれど…) 1話がだいたい25分前後なので、けっこう数日で一気見できちゃいます。
それでも、見る価値はあると思います。

『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』の舞台はニューヨーク。
経営の厳しいニューヨーク交響楽団の起死回生の為に召喚された若き天才指揮者が巻き起こす、ドタバタ劇。
随所随所にクラシックファンを楽しませてくれる小憎いエッセンスが散りばめられていて、ストーリー以外にも見所は満載。
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この指揮者ロドリゴがとにかく魅力的。メキシコ出身の指揮者という設定で、なんとなくある人を彷彿とさせます。
もしかして彼がモデルになっているのでは?という疑惑をはやくも1話で持ったのですが…

シーズン2の第6話で、なんとなくそれは確信に変わったという感じ。

このシーズン2の第6話で登場する音楽が実にいい!
高校生ぐらいの若い子たちのオーケストラが街の広場で演奏しているのですが、あまりに衝撃を受けたので即調べてみたら、
メキシコ人作曲家アルトゥーロ・マルケスの『ダンソン・ヌメロ・ドス(Danzón no. 2)』という曲と判明。
Youtubeで聴いて、あ〜やっぱり…
エル・システマとも関係して、なかなか奥が深いと感慨深く、じわじわ胸にくるものが。
 

このエル・システマという仕組み。
Wikiによれば、スズキ・メソードが基となっていると記載があって(私にはそれが正しいのかどうか判断する材料がないので、正直信ぴょう性は保証できませんが)なかなか興味深いです。いずれにしても、青少年の音楽教育に国家をあげて取り組んでいる(貧困による犯罪やドラッグから回避する)という、すごい国家プロジェクト。それを匂わすこの回のストーリーは、ただの面白おかしいストーリに留まらない濃密さを含んでいます。

ということで、勘のよろしい方ならお判りかと思いますので、ぜひこちらの動画ご覧くださいませ!

テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラという、16~25歳の精鋭気鋭な約165名が演奏するショスタコの『交響曲第10番2楽章』と『ダンソン・ヌメロ・ドス』。

テクニックの高さと圧倒的な熱に、私は完膚なきまでにやられました(笑)。

さらに、シーズン3では舞台がベニスにうつり、びっくりするような大物ゲストも登場して、ますます面白くなっています。

今年の1月にシーズン3が公開され、シーズン4は今年末から撮影が開始されるとのニュースもあるので、来年見ることができるかも。
ということで、今後の展開に目が離せません!

モーツァルト・イン・ザ・ジャングル (字幕版) 第1話はamazonのアカウント登録があれば誰でも無料で視聴可能です。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0147LSPKE?ref_=aiv_dp_season_select