音楽・アートとか

レアンドロ・エルリッヒ展

森美術館で開催中の「レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル」に行ってまいりました。
鑑賞者が参加することで完成する作品など、見る人と一緒になって楽しむ大型インスタレーションが多いのが彼の作品の特徴です。
金沢21世紀美術館に常設展示されている「スイミング・プール」など、視覚のトリックを活かした既成概念に疑問を投げかける作品の数々は、子供から大人まで、アートに関心のない人も巻き込んで魅了しています。

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森美術館で昨年の11月18日から開催している「レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル」。
彼は、私が以前から注目しているアーティストです。

2014年、金沢21世紀美術館の開館10周年記念で行われた彼の展覧会
「レアンドロ・エルリッヒ ーありきたりの?」に、わざわざ東京から足を運んだほど、
彼の作品をウォッチャーしてきました。

今回は東京での初個展。
楽しみにしていました。

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《試着室》
額縁を覗くと、そこには別な人の姿が・・
同じような試着室がいくつも繋がっているという迷路のようなつくりになっています。
額縁をまたいで隣接する試着室に移動。
中には本当に鏡がはまっている額縁もあるので要注意です。
体験型インスタレーション。

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《美容室》
一見普通の美容室にも見えるこちらの展示。
椅子に座って正面の鏡をみると、なんと別な人の顔があったり、何もなかったり・・
鏡の中に見えるはずの姿がないことに驚きを禁じ得ない、鑑賞者をドキッとさせる作品。
《試着室》とも共通する、既成概念を覆させられる作品です。
体験型インスタレーション

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《教室》
ガラスの向こうには廃墟となった学校の教室らしきセットが見えます。
その手前にいる人がまるで亡霊のようにガラスに写り込んで、ホラー映画のワンシーンのような光景を作り出しています。
作品と自分が一体化する体験型インスタレーション。
このシリーズには色々他にもあって、金沢21世紀美術館では室内楽の団員になるというのがありました。
面白いですね。

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《建物》
もっとも人気があったのがこちら。
鑑賞者が思い思いのポーズをとって参加する作品で、斜めに張りだした巨大な鏡に映る様子は実に楽しいもの。
窓枠にしがみつく人、壁に垂直に座る人、壁をよじ登っている人・・・
大人から子供まで、作品と一体になって、楽しんでいます。

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実は、参加者は皆んな寝転がってるだけなんですけどね。

とにかくちょっと面白い展覧会なので、お友達や恋人どうしで出かけるのをお勧めします。

展覧会名:レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル
会期:2017.11.18-2018.4.1
会場:森美術館 六本木ヒルズ森タワー53階