音楽・アートとか

大分の旅 建築編 隈研吾氏

2017年10月22日、由布院にオープンした美術館“COMICO ART MUSEUM YUFUIN”。アート情報をネットで検索していてたまたま存在を知り、早速前日に観覧を予約。村上隆氏や杉本博司氏の作品を隈研吾氏の設計による建物と合わせて鑑賞できるということで、大変楽しみな訪問となりました。

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COMICO ART MUSEUM外観

黒く焼いた焼き杉が使われている外壁が特徴的です。
遠目には周囲の緑の中に黒い建物があると見えるだけですが、近づいてそばで見ると杉ならではのテクスチャーや木の温かみが伝わってきます。
 

エントランス部。

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COMICO ART MUSEUMの書体ロゴデザインは原研哉氏のデザインによるもの。

予約の時間より数風前に到着。入口の受付に来訪を告げると、ガイドの女性スタッフの方が現れました。

約60分のガイドツアーとなっています。

COMICO ART MUSEUM YUFUIN

まず案内されたのが“GALLERYⅠ”と名付けられた展示室。暗い室内に、村上隆氏の作品が6点ほど展示されています。

COMICO ART MUSEUM YUFUIN
《雪月花三幅対より雪(左)と花(右)》
COMICO ART MUSEUM YUFUIN
《雪月花三幅対より月》

COMICO ART MUSEUM YUFUIN
《そして、そしてそしてそしてそして》

《雪月花》そして《そして、そしてそしてそしてそして》どちらの作品も、村上氏自身を投影したキャラクターDOB君が描かれているシリーズです。

《月》が飾られた壁面の正面は全面ガラス張りになっており、その向こうにGALLERY IIの室内が見える設計になっています。
それぞれの部屋のガラスとガラスの間には水が流れており、太陽の変化とともに光の差込が変化していくので、時間の経過とともに楽しめるような作りになっています。

COMICO ART MUSEUM YUFUIN

鑑賞を終えると、部屋の入口から再び外に出ます。そして中庭を鑑賞しながら屋外廊下を歩き、GALLERY IIへ向かう仕組みになっています。
隣り合わせの部屋でありながら、わざわざ一旦外に出て、再び部屋に入るという非効率な動線を設けているあたり、建築家のコンセプトを感じます。


続いてGALLERY IIの展示風景です。

杉本博司の代表作《海景》シリーズが5点展示されています。
COMICO ART MUSEUM YUFUIN
COMICO ART MUSEUM YUFUIN
COMICO ART MUSEUM YUFUIN
COMICO ART MUSEUM YUFUIN

GALLERY IIのガラス越しに見たGALLERY Iの様子。
それぞれの部屋からお互いを覗き見ることができるという特徴を最大限楽しむために、時間予約制にしているのだとか。
今回の参加者は2人だけでしたので、本当に空間を占有してゆったり鑑賞させていただきました。

COMICO ART MUSEUM YUFUIN

COMICO ART MUSEUM YUFUIN
2階のラウンジとテラスからは由布岳(標高1,583m)が見えます。

COMICO ART MUSEUM YUFUIN

COMICO ART MUSEUM YUFUIN
最後にお茶を出していただき、素晴らしい景色と一服。

COMICO ART MUSEUM YUFUIN
名称:COMICO ART MUSEUM YUFUIN
公式サイト:https://camy.oita.jp/

所在地:大分県由布市湯布院町川上2995-1

最寄駅:JR久大本線 由布院駅から共に徒歩で約15分。駐車場なし。

9時30分~17時30分(ツアー実施時間は9時40分~16時)。

休館日は隔週月曜日(施設整備などにより休館日を変更の場合あり)。入場は日時指定のWeb予約・定員制で、ツアー形式により観覧する。

入館料:1,500円。