音楽・アートとか

ミヒャエル・バルケ指揮、シャルル・リシャール=アムランによるピアノ協奏曲第2番

東京都主催で開催する「都民芸術フェスティバル」。オーケストラから、室内楽、オペラ、バレエ、演劇、舞踊、能楽などの伝統芸能に至る、さまざまな催しが行われます。今年は、その中で読売日本交響楽団の演奏会に出かけました。

今年の都民芸術フェスティバルのプログラムを見たら、なんと一昨年のショパンコンクールで話題を集めたシャルル=リシャール・アムランが来日演奏するではありませんか!
演奏曲は、ショパンコンクールの時と同じく、コンチェルトの第2番。
しかも、「都民芸術フェスティバル」参加プログラムということで、おそらく通常より相当リーズナブルな料金設定で聴けるならば、これは行かないわけがありません。
大慌てでチケットを購入。
そうしたら、なんとB席にもかかわらず、2列目。
オケを聴くには如何なものか?...という席ではありますが。

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冒頭、今年2月21日に永眠された桂冠名誉指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキを追悼して、バッハのアリアの演奏が静かに行われました。

私にとってのこの日の目玉は、やはり前半のショパン。
早めのテンポで軽快な出だし。
ショパン・コンクールの公式オーケストラ、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏がかなり重厚だったのに対してこれは対照的とも言っていいほど。
アムランのピアノは相変わらず、歌うようになめらかで、豊かで、やはり素敵でした。
コンチェルトでも、所々ソフトペダルを巧みに操り、彼独自の音色を作り出しているのを見れたのは、2列目の特権。
実は、この日も黒いシャツに背広といったごく普通の格好で登場。
これは正直残念でした。
写真で見るブラック・タイ姿は今まで一度として見たことがなく、夜の演奏会ぐらいネクタイでも締めてお洒落して欲しいと思う私でした。
 

協奏曲のオケは難しい?
どうしても主役を意識するあまり、伴奏的な立ち位置で遠慮のかたまりのような演奏に終始してしまいがちなのでは?と思ってしまうのです。
それをまとめる指揮者の仕事も大変です。
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私はオケのことはほとんどよくわからないので、大雑把な感想ですがシューマンやブラームスは良かったと思います。



指揮:ミヒャエル・バルケ
ピアノ:シャルル・リシャール=アムラン
オーケストラ:読売日本交響楽団

演奏曲
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」作品77<序曲>
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
= 休憩 =
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」

この日のアンコール演奏
J.S.バッハ:アリオーソ <アムランによるピアノ独奏>
ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番