モニカ・ボンヴィチーニの日本での初個展

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モニカ・ボンヴィチーニの日本でのはじめての個展が
2月3日(日)まで、南青山にあるラットホールギャラリーで開催されていました。

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"NeedleKnows"

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"Leather Tools"

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Off the Gridシリーズのドローイング

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"Straps and Mirror"

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ギャラリーのコメント
 「本展では、立体作品で構成されるサイトスペシフィックなインスタレーション《Straps and Mirror》をメインスペースで展示します。SMカルチャーを暗示する革紐やハーネスで吊るされた鉄製の足場に、巨大なガラスミラーが固定された本作は、男性中心的な建築史への批判に加え、物理的空間と社会的空間の相互関係への考察、そしてモダニズム建築における機能と美学の関係を脱構築するものでもあります。鏡が作り出す空間に置かれた作品がもつ攻撃的な存在感、そして工業材の使用は、建築物や建築空間が決して中立的なものではなく、イデオロギーやセクシュアリティに満ちていることに気付かせてくれます。同時に、ミニマリズム彫刻に対するひとつの注釈としても彼女の作品は提示されています。
Monica Bonvicini "Off the Grid"展
RAT HOLE GALLERY



モニカ・ボンヴィチーニと言えば、2011年のヴェネツィア・ビエンナーレで見た階段の作品を思い出します。
その時の写真が残ってましたので、以下にアップいたします。
彼女の作品を理解する手がかりになるのではないでしょうか。

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Monica Bonvicini  at 54th Venice Biennnale 2011

"15 steps to the virgin"
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"Pink Curtain" 2002

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"Blind Protection"

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Monica Bonvicini
1965年 ヴェネツィア生まれ
1999年 ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞受賞
2012年 巨大な野外彫刻「RUN」が、ロンドン・オリンピックのコミッションワークとして、オリンピック・パークに恒久展示されている。
現在、ベルリン在住

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このページは、Nancyが2013年2月 9日 00:27に書いたブログ記事です。

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