主計町
何と読むかご存知ですか?
なかなか難しくて、何度聞いても覚えられませんでした。
答えは「かずえまち」です。
ひがし茶屋街のすぐ近く、やはり浅野川沿い一帯に主計町茶屋街があります。
その昔、加賀藩士・富田主計(とだかずえ)の屋敷があったことから名付けられたといわれています。
ひがし茶屋街ほど大きくありませんが、こちらも風情のある街です。
浅野川に作られた川床。
実は主計町を散策中、偶然にも素敵なアートとの出会いがありました。
それが写真のクリストフ・カーフの作品を専門に扱っているこちらのギャラリー。
かーふ・コレクション
入口の扉のデザインが目を引きます。
引き戸を開けてお邪魔しました。
クリストフ・カーフさんが晩年アトリエ兼住居になさっていたこちらの建物が
現在ギャラリーとして公開されています。
カーフさんの木版画、絵付けした九谷、直筆の水墨画など、
とてもセンス良く展示されており、ギャラリーの方のご好意で
シートの状態の作品を色々見せていただきました。
岐阜や京都、日本の景色を独特な感性で木版画作品にされていて、
すごく魅力的なものが沢山あります。
焼き物の箱に注目。箱の絵はカーフさんの直筆。
香川さんとおっしゃるこちらの代表の方と、カーフさんの作品の
お話しで盛り上がっていくうちにすごく愛着が湧いてきました。
実は、1点ちょっと訳ありの...という作品を見せていただき、
すっかり気に入ってしまい購入。
凝った額装の本当にかわいい小品なんです。
こういうのって、一期一会を感じたというか...
後日、東京の自宅に宅配便で送ってくださるということで、
到着まで待ち遠しいです。
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