Hogaleeさんの作品。
なんとマスキングで壁に直に描いてます!剥がせば即原状回復!
これはすばらしいアイデアです!
ガムテープで駅の案内表示文字を作る佐藤修悦さんを思い出させます。
壁に直接マスキングテープで描く手法にいたく興味を覚え、知らず知らず食い入るように見ていたら、作家さんに声をかけられました。
しばし立ち話。
作品が生まれた背景とか色々お伺いして作品を見るのと、何も予備知識なくただ作品に向き合うのとでは大違い。
概して「言葉での説明は必要ない」というのがアートの基本的なスタンスだとは思うのだけれど、より作品との距離を縮めたいと思うならば、その作品の背景や作家自身のこと、テーマや思想などの情報は不可欠です。
作家ご本人とお話しできる機会というのは、めちゃくちゃ貴重な時間だったりします。
なので、Hogaleeさんの作品についてもお話しを伺うことができて、本当に来て良かったと思います。
ジャクソン・ポロックやリヒテンシュタインといった現代アートの巨匠たちへのオマージュ的作品。
私は、マスキング作品に(自分自身の活動への応用も含め)異常な興味と想像力をかきたてられていましたが、
Hogaleeさんの作品に必ず登場するコミック風少女と作家との関係性が実はすごく面白かったりします。
これも、作家さんとお話しすればこそのネタ。
今後の活躍に注視です!